Tableau Publicの基本的な使い方をマスターしよう!

Tableau Publicの基本的な使い方をマスターしよう!

Tableau Publicとは、「データビジュアライゼーションを探索、作成および共有するための無料のプラットフォーム」と公式サイトで紹介されている。本記事では、実際にTableau Publicで作成したVizを世界に公開するまでの流れをご紹介したい。

Tableau Publicってなに?という方は、まずは以下のTableau Publicの魅力についての記事をみてね。

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無料で使えるTableau Publicの魅力

①Tableau Public(Tableau Public Desktop Edition)でデータ接続後にシート1を作成

※サンプルスーパーストアのデータは、Tableau Desktopをインストールした際に作成されるMy Tableauリポジトリ配下に格納されている。Tableau Desktopは、Tableau Desktop Public Editionとは異なる製品であり、有償ライセンスのTableau Creatorライセンスで利用できる。(トライアル版あり)

Tableau Desktopをダウンロードすると、ローカルフォルダ内に格納されるサンプルスーパーストアのデータを利用して、シートを作成していく。ここからは動画も参考に一緒にトライしてみましょう。

まずは、接続画面からMicrosoft Excelをクリックし、My Tableauリポジトリ > データソース > 2024.1 > ja_JP-Japan > サンプルスーパーストア.xlsに接続する。

そして、シート1で、まずは「カテゴリごとの売上と利益」を可視化していく。

②シート2を作成

次に左下の「新しいワークシート」からシートを追加し、「シート2」を作成していく。ここでは、「都道府県ごとの利益」を可視化する。

③シート3を作成

シート2と同様に左下の「新しいワークシート」よりシート3を追加し、「利益推移」を可視化してみる。

作成したそれぞれのシートをドラッグ&ドロップでダッシュボード化する

作成したシートをダッシュボードにまとめていく。また、シートを軸にフィルター機能も追加する。

Tableau Desktop Public Editionで作成したダッシュボードを世界に公開していく。

保存すると・・・

このように、作成したダッシュボードがTableau Public(Online)上で公開される。

ここまで、Tableau Desktop Public Editionで作成したダッシュボードをTableau Public(Online)へ公開するまでの流れをご紹介した。

Tableau PublicをCreatorライセンスで利用できる製品群と比較するのならば、以下のようなイメージである。

  • Tableau Desktop ≒ Tableau Desktop Public Edition
  • Tableau Server or Tableau Cloud(旧称:Online) ≒ Tableau Public(Online)

共有プラットフォームであるTableau Server or Tableau Cloud(旧称:Online)は、社内向けだが、Tableau Public(Online)は世界に公開される。そのため、注意点としては、機密データなどは決してTableau Public(Online)へ公開しないことである。ここだけ、ご注意いただければ、楽しいTableau Public Lifeが過ごせるだろう。