CRAFTROCK FESTIVAL ’24 振り返りレポート

CRAFTROCK FESTIVAL '24 DAY2 ライブレポ

5月12日(日)にCRAFTROCK FESTIVAL ’24 DAY2へ参加してきた。今年の2月にラインナップが発表され、先行チケットが即日SOLD OUTしたほど素晴らしいラインナップであった。昨年のCRAFTROCK FESTIVAL ’23へも行ったが、今年は体感で少し客数が多く感じた。DAY2に関しては少し曇り空であったが、天気にも恵まれ、素晴らしい1日となった。
それでは、当日の様子を少し振り返っていきたいと思う。

CRAFTROCK FESTIVALの歴史

本年、2024年で10周年を迎えるCRAFTROCK FESTIVALは、以前は吉祥寺で開催されていたが、現在は場所を立川に移し、毎年素晴らしいアーティストたちを迎え、開催されている。CRAFTROCK FESTIVALの名の通り、”音楽とクラフトビールのフェス”である。

個人的には好きなアーティストしかいないDAY2ラインナップ

引用:CRAFTROCK FESTIVAL公式サイト

YONA YONA WEEKENDERS

The HALL MAIN STAGEのトップを務めたYONA YONA WEEKENDERS。ずっと生で観たかったバンドだ。やはり、クラフトロックだからなのか、Vo.磯野くんが何度も乾杯して、ビールを飲み干していた。ちょうど母の日だったこの日、感謝のことばを口にしながら、また呑んでいた。他方、パフォーマンスも素晴らしかった。アップテンポな「SUI SUI」では、サポートの西恵利香さんが心地の良いリズムで観客を煽りつつ、みんないい気分。「君とdirve」のイントロが流れると、会場もテンションも最高潮に。みんな笑顔に包まれる素敵な空間であった。

ライブ情報

2024年5月25日(土) 超宴2024 SOLDOUT
2024年6月1日(日) hoshioto’24

YOUR SONG IS GOOD

「Palm Tree」でライブを始めたユアソン。その後はもうメドレーかの如く、続く続くユアソンメドレー。やはり生音は良い。ジュンさんの「自由に」の言葉の通り、自由気ままに音に揺られながら聴いていると、耳が心地よすぎて寝てしまうところであった。とても素晴らしいライブ。

ライブ情報

2024年5月25日(土)〜5月26日(日) CAMPASS 2024
2024年6月2日(日) 頂-ITADAKI- THE FINAL

TENDRE

The HALL MAIN STAGEの3番手、TENDRE。リハに太朗さんが登場すると、観客は拍手で迎える。リハでは「3曲目のサビから重ねてこう」とバンドメンバーとアイコンタクトし、「全ての風景を重ねてこう」と曲が始まり、観客はすでにハイテンション。リハ後、一度ステージ裏に戻り、再び登場した1曲目は、「LIFE」でスタート。その後、先ほどの「DOCUMENT」や「HANASHI」などを演奏し、フロアを多幸感で包んで、ステージを後にした。

ライブ情報

2024年5月25日(土) GREENROOM FESTIVAL’24
2024年6月12日(水) TENDRE presents “ASSEMBLE! vol.1” – IN TOKYO

ミツメ

少し日が陰り始めたThe GARDEN OUTDOOR STAGEでは、ミツメが登場。「停滞夜」でライブがスタートし、フロアが徐々に肩を揺らし始める。Vo.もとくんは言葉数少なく、どんどん曲が進行していく。「ふやけた友達」「あこがれ」「エスパー」などを演奏し、ラストの「煙突」まであっという間の35分間だった。個々の演奏が素晴らしいのは言うまでもないが、やはりその中でも注目すべきは、Gt.まおくんのギターだ。ライブに行くと、音源だけでは出会えないミツメに出会えるのだ。

ライブ情報

2024年6月14日(金) mitsume TOUR 2024 @ 名古屋 JAMMIN’
2024年6月15日(土) mitsume TOUR 2024 @ 梅田 SHANGRI-LA
2024年6月16日(日) mitsume TOUR 2024 @ 下北沢 ADRIFT

never young beach

今年で10周年を迎える大トリのnever young beach。言うまでもなく、ステージはThe HALL MAIN STAGE。演奏が始まる前には、後ろの扉が全開になり、外の風がホール内に入り込んでいく。「なんかさ」をプレイ。最初からすでに最高潮の盛り上がり。そして、途中で時折、安倍ちゃんの面白い話が入ってくる。最近、運転免許を取るため教習所に通っているという話をして、ここでも会場の笑いをとっていた。そして次の曲に入る前に、サポートGt.下中くんと拓郎さんのソロでの盛り上がり方を、安倍ちゃんワードで観客に伝授。そこでまたみんなの笑いが会場を包む。「Motel」「あまり行かない喫茶店で」などを演奏し、もちろん「明るい未来」も披露した。ネバヤンのワンマンライブかのような盛り上がりを見せ、アンコールは「帰ろう」「お別れの歌」で最後の最後まで会場を沸かせた。「帰ろう」は最近のライブの定番になっている。ネバヤン最高!

ライブ情報

2024年5月24日(金)・25日(土)・26日(日) 森、道、市場2024
2024年6月2日(日) 頂-ITADAKI- THE FINAL
2024年8月16日(金)〜17日(土) RISING SUN ROCK FESTIVAL 2024 in EZO
2024年8月18日(日) SUMMER SONIC 2024 @ ZOZOマリンスタジアム&幕張メッセ ※出演日は8月18日(日) TOKYOのみ

ライブ・フェスは生きること

音楽ライブ・フェスが好きな人たちにとって、まさにそれは生きることに繋がっているのではないだろうか。人間生きていると辛いことも悲しいこともたくさん経験する。フェスで好きなアーティストのライブを目の前にすると、その瞬間だけは全て忘れて、「あぁ生きていて良かった」と心の底から思う。そして、フェスに行くと、素晴らしいアーティストたちに出会うこともできる。CRAFTROCK FESTIVAL ’24。今年もありがとう。