フジロック初日のヘッドライナー、The Killersとはどんなバンド?
SZAの出演キャンセル後、20年ぶりにその代役としてThe Killersがフジロックへ戻ってくることが発表された6月。初日金曜日のヘッドライナーを務めるThe Killersが一体どんなバンドなのか気になる方も多いだろう。本記事では、The Killers結成当初から遡って、彼らの築いてきた軌跡を辿る。
どんな人におすすめの記事なのか?
- フジロックヘッドライナーのThe Killersについて知りたい
この記事を読むと学べること
- The Killersってどんなバンドかざっくり知れる
The Killersとは?
概要
2001年にラスベガスでブランドン・フラワーズ(Vo.&Key)とデイヴィッド・キューニング(Gt.)によって結成されたバンド。メンバーはブランドン・フラワーズ(Vo.&Key)、デイヴィッド・キューニング(Gt.)、マーク・ストーマー(Ba.)、ロニー・ヴァヌッチィ(Drs.)の4名。2004年にデビューアルバム『Hot Fuss』をリリースし、彼らの最もヒットしたアルバムの一つとなった。
そして2024年の今夏、The Killersが苗場にやってくる。2004年のレッド・マーキーに初出演した彼らは2009年の無念のキャンセルを経て、20年ぶりに戻ってくる。
ジャンル
オルタナティヴ・ロック、インディー・ロック、ニュー・ウェイヴ、ダンスロック、アメリカーナ
The Killersの経歴
インディー・ダンス・ロックをルーツに、ニュー・ウェイヴ、アメリカーナ、オルタナなどの影響を受け成熟してきたバンド。ファーストシングルは、ファーストアルバムにも収録されている『Mr. Brightside』で現在Spotifyでは20億再生回数を超える。
ブランドン・フラワーズ(Vo.&Key)はオアシスの熱狂的なファンであったデイヴィッド・キューニング(Gt.)と出会い、The Killersを結成。2人は大ヒット曲となる『Mr. Brightside』を共同制作する。その後、マーク・ストーマー(Ba.)とロニー・ヴァヌッチィ(Drs.)が合流する。
ロンドンを拠点とするインディペンデントレコードレーベルであったLizard King Recordsと契約し、バンドの最初のシングルである『Mr. Brightside』を500枚限定をイギリス国内でリリースした。
『Somebody Told Me』『Mr. Brightside』『Smile Like You Mean It』『All These Things That I’ve Done』は世界のヒットチャートとなり、アルバム『Hot Fuss』はビルボードトップ200で7位を記録した。
フジロックフェスティバル、レッドマーキーへ出演。
『Sam’s Town』をリリース。2006年までに最初のアルバム『Hot Fuss』はグラミーに5つノミネートされた。
『Sawdust』をリリース。
『Day & Age』をリリース。
長期のツアーがこの頃まで続き、その後数年間はバンドとしての活動を休止し、ソロでの活動が増える。
フジロックフェスティバル、無念のキャンセル。
バンドメンバー再集結し、制作に取り掛かる。
『Battle Born』をリリースする。ビルボード200で3位を記録する。
2015年より5枚目のアルバムの制作に取り掛かり、その結果2017年に『Wonderful Wonderful』をリリース。
このアルバムを引っさげたツアーでは、マーク・ストーマー(Ba.)とデイヴィッド・キューニング(Gt.)がツアーへ参加しないことを発表。
この頃には事実上、緩やかなトリオにバンドは縮小され、リリースされた『Imploding the Mirage』にデイヴィッド・キューニング(Gt.)は参加しなかった。
『Pressure Machine』では、デイヴィッド・キューニング(Gt.)が復帰する。
フジロックフェスティバルにヘッドライナーとして20年ぶりに帰ってくる。
参考:ALLMUSIC
The Killersの代表曲
The Killersには多くのヒット曲があるが、やはり彼らのファーストシングル『Mr. Brightside』は外せないだろう。
2008年リリースの『Day & Age』に収録されている『Human』
テンポ感GOODな高揚感のある楽曲で、フジロックでも盛り上がること間違いなし。(果たして披露されるのか)
まとめ
The Killersは、何度もグラミーにノミネートされ、実績も申し分ないラスベガス拠点に活動するバンドだ。2004年のレッドマーキーから早20年。今年、フジロックに帰ってくる。グリーンステージでの彼らのパフォーマンスが待ち遠しい。