ワタルフロムトーキョーが魅せたフジロック2024「THE KILLERS」でのオンステージ

フジロック2024が開幕した初日の7月26日。初日のトリはSZAの出演キャンセルから急遽出演が決まったTHE KILLERS。2004年の出演以来、20年ぶりにここ苗場にカムバックしてきたわけだが、彼らのパフォーマンスはまさに圧巻であった。ヒット曲連発のステージで後半にはMr.Brightsideなども演奏し、フジロッカーズを魅了した。
それにしても「For Reasons Unknown」でドラムを演奏したのは一体何者だ。

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ワタルフロムトーキョーはNapeのVo.&Drms

圧巻のドラムで現地のフジロッカーズのみならず、世界中の配信組をも驚かせた。一体何者なのか。実は、今年5月にデビューした東京発のインディーズロックバンド「Nape」でボーカル・ドラムスを務めるWataruであった。最前列で『CAN I DRUM?』のボードを掲げ、そのチャンスをまさに掴み、ステージに上がったWataruは文句なしのパフォーマンスで会場を盛り上げた。

Nape

東京発ロックバンド「Nape」。中学からの同級生であるWataru(ボーカル、ドラムス)とIssei(ギター)を中心に結成され、在学中から学校の音楽祭や文化祭でトリを務め、金賞を獲得するなど、早くから才能を開花させてきた。 2024年5月に1stシングル「Sentiments」をリリースし、活動を本格化。 彼らの音楽性は、ロック、パンク、ポップス、ヒップホップ、モータウンといった幅広いジャンルから影響を受けている。ポップでキャッチーなメロディをベースに、血湧き肉躍るギターソロや、逞しいドラムプレイが組み合わさった、唯一無二のサウンドが特徴だ。 作詞作曲はWataruとIsseiの2人が担当。キャッチーなメロディに、巧みなリズムアレンジが組み合わさった楽曲は、ライブでオーディエンスを魅了し続けている。 ドラマーでありながらメインボーカルも務めるWataruの、迫力あるドラムサウンドと繊細で紳士的なボーカルのマリアージュは、バンドの大きな魅力となっている。また、東京大学大学院に在籍するIsseiによる、ブルースやファンクの影響を受けた情熱的なギタープレイが存在感を放つ。 新世代ロックシーンの寵児として注目を集める彼ら。今後のさらなる活躍から目が離せない。 引用:TuneCore Japan

1stシングル「Sentiments」は、ストーリー性のあるスローテンポな楽曲でボーカルWataruの声も良い。フジロックのROOKIE A GO-GOへ出演する日も遠くないのではと期待してしまう。

Napeライヴスケジュール

7月30日(火) @SHIBUYA CYCLONE
8月18日(日) @navey floor(赤坂)
8月22日(木) @CLUB251(下北沢)

チケット情報
Nape公式ウェブサイト