【Tableau Tips】 URLアクションを使ったら便利だった話
Tableau x Salesforce連携において、Tableauで分析しながらTableauダッシュボード起点でSalesforceへ飛べたら便利だと感じたことはないだろうか。Salesforceへの遷移だけでなく、さまざまなケースでTableauのURLアクションを利用すると実現できる。本記事では、Spotify APIで取得した楽曲データをサンプルとして、URLアクションの設定と実現イメージをご紹介しよう。
どんな人におすすめの記事なのか?
- TableauのURLアクションについて知りたい
- Tableau x Salesforce連携ダッシュボードを構築中である
この記事を読むと学べること
- TableauのURLアクションの設定方法について
- 設定後の実現イメージについて
TableauのURLアクション設定方法
URLアクションとは
URL アクションは、Tableau の外部にある Web ページ、ファイル、または他の Web ベース リソースを指すハイパーリンクです。URL アクションを使用すると、メールのほか、データに関する追加情報へのリンクを作成することができます。データに基づいてリンクをカスタマイズする場合は、URL にフィールド値をパラメーターとして自動的に入力できます。
Tableau公式ページ – URLアクション
URLアクションの設定方法について
サンプルデータ:Spotify APIで取得した「This is カクバリズム」プレイリスト楽曲データ
前提:メジャーのLengthとディメンションのNameとArtistを以下の箇所にドラッグ&ドロップし同じシートを作成
上段のタブよりワークシート>アクションを選択
アクションの追加>URLに移動 を選択
https://ja.wikipedia.org/wiki/“をコピペし、wiki/の後ろに挿入ボタンより<artist>のディメンションを追加し、URLアクションの設定を完了する
任意の名前を設定し、URL項目に”作成したシートをダッシュボード化
URLアクションの動き
Artistを選択し、「Artistについて調べる」をクリックすると、ArtistのWikiへ遷移する仕組みである
まとめ
URLアクションを利用すると、データ分析から次の行動へ促すことが可能になる。また、冒頭でお伝えしたようにこの機能を使うことでTableau x Salesforce連携やその他URLが関連するものは比較的自由にアクションを作ることができる。ぜひ、ビジネスやTableau Publicなどの創作に活用してみよう!
- URLアクションを利用するとSalesforce連携だけでなく、そのほか比較的自由にアクションを作ることができる
- 設定が非常に簡単